1967-06-27 第55回国会 参議院 地方行政委員会 第18号
○辻武寿君 私は、公明党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律案並びに昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案に反対の意を表するものであります。 まず、第一に、今日の地方財政制度あるいは地方財政問題を見まして、最も不満に感ずることは、臨時措置の繰り返しということであります。昨年も地方財源に関する臨時措置が行なわれましたが、これは、はたしてそのすべてが臨時措置が必要かどうかという
○辻武寿君 私は、公明党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律案並びに昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案に反対の意を表するものであります。 まず、第一に、今日の地方財政制度あるいは地方財政問題を見まして、最も不満に感ずることは、臨時措置の繰り返しということであります。昨年も地方財源に関する臨時措置が行なわれましたが、これは、はたしてそのすべてが臨時措置が必要かどうかという
○辻武寿君 私はこのところをなぜ質問するかといえば、これは現在、青少年の非行問題に対して非常に影響があると思うんですね。それは単に道徳教育を推進してみても、現在のやり方では項目を並べてみても、いまは良家の子女に犯罪が多い。しかも悪いことをしちゃいけないということを知らないでやるんではなくて、百も承知の上で、あえてスリルを味わいながら完全犯罪をやつていこう、そういったような非行青少年が多くなってきた。
○辻武寿君 生命の根源に対して畏敬の念をもつということは、これは非常にけっこうなことだと思う、根本的な問題だと思いますが、そうなると生命観、特にキリスト教的な生命観もあるでありましょうし、仏教的生命観もあるだろうし、永遠の生命観というものも確立されていないと宗教的情操教育はなかなかできないのじゃないか、そうなると現在の教師のほうに問題が起きてくるが、教師に対してそういったような新たな講習会なり教育というものをすることを
○辻武寿君 関連。期待される人間像についてはいろいろ時間文教を尽くしてお伺いしたいと思いますが、きょう大臣はお忙しいようですから、私は一つだけ簡単に。さっき、手直しした中で新たに宗教的情操教育をつけ加えたということ、これはどういう理由からこういうことはつけ加えられたわけですか。
○辻武寿君 関連。歴代の内閣が人づくりであるとか、または人間尊重であるとか言っておりますね。実際さっき文部大臣が言ったように、非行青少年というものは、そういうスローガンを掲げておったにもかかわらず、どんどんふえてきているということは事実です。しかも、愛情という問題、がまん強いという問題がいま出たけれども、いまの非行青少年というものは、昔のように両親がいないとか、貧乏であるとかいうことじゃなくて、両親
○辻武寿君 関連。公務員の給与勧告は毎年五月にさかのぼってやるようにと言われておりながら実際は実施できておらない。いままでは十月ごろからやっと臨時国会を開いて実施された。昨年あたりから九月になった。そうしていながら尊重尊重ということを繰り返しておる。予算の関係でそれが実施できないと言っておりますが、一体ことしあたりはどういうことになるのか、やはり九月あたりから実施するようになるのか、九月からさえも予算
○辻武寿君 私は公明党を代表して、ただいま議題となりました国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案に反対討論をいたすものであります。 衆議院における自民、社会、民社の三党一致の修正案は、建国の日から二月十一日が一応削除されてはいるものの、結局は政府案の変形されたものにすぎないことは明白であります。総理府に審議会を設置して、六カ月以内に答申を待ち、たとえ答申が行なわれなくても、政令で建国の日がさめられてしまうという
○辻武寿君 もし防衛大学の教授であれば、みんな早稲田大学の教授とか、大阪市立大学の教授とか書いてあるんですから、肩書きはやっぱりここへ書くことが、国民に対する影響も違ってくると思う。本人に対しても書いてあげるのが私はほんとうの思いやりじゃないかと思うのですけれども、抜かしてあるということは手落ちじゃないかと思う。
○辻武寿君 歴史教育研究会主幹とは書いてありましたがね。防衛大学教授だということもちょっと聞いたので、それがほんとうかうそか聞いてるんですよ。
○辻武寿君 最初に、きのうの参考人のことについて一言お伺いするのですが、歴史教育研究会主幹の平田俊春さんという人は、あれですか、防衛大学の教授ですか。
○辻武寿君 私は根本先生を除いた四人の先生方にお伺いしたいのですが、イエスかノーかだけで、簡単でけっこうでございますから。 それは今度、衆議院から送付されてきたこの祝日法案というものは、法律できめないで、審議会を設けて内閣総理大臣の任命で十人の審議会委員を設けて、半年以内に答申をする、その答申を尊重してつくるのでありますが、政令できめる、答申がこなくてもこれは話し合って政令できめる、こういうようなことになっておりますが
○辻武寿君 関連。いまの件については文部大臣はどういうふうに思っていらっしゃるわけですか、その天下り任命だというのに対して文部大臣は。
○辻武寿君 関連。大臣のお話によれば、同じところに伝統芸能の国立劇場と、それから現代芸能の国立劇場が並んで建つのはどうかと思うような、いいか悪いかという、そういうふうにいま私は聞き取ったけれども、裁判所と並んで建つよりは私はいいと思うのですよ。片一方でさばきの庭に立ってやられている、片一方は踊りを踊っている、そういう環境にあるのはいかにも不つり合いで、あまりだれが見ても感心できない。ところが、二つ並
○辻武寿君 関連。そういった国際的な文化交流ということは、これからますます盛んに行なわれていくと思うのです。そういう点からも、文化省というものは私は必要じゃないかと思う。特にフランスあたりは文化の国として、先進国として、あらゆる文化事業を文化省で扱っている。オペラなんかも、国立劇場なんかも、とっくのむかしによその国ではできている。そういった文化省のようなものがないから、調査局なんかを廃止して文化局に
○辻武寿君 私は歌舞伎は大好きですけれども、運営その他についてはしろうとでわかりませんので、香取さんと松岡さんに一つずつお尋ねしたいと思います。 香取さんにお願いしたいことは、先ほどのお話を聞いておりますと、国立劇場ができたために歌舞伎の勢力が二分された場合、双方経営が成り立っていかないのじゃないか、関西のほうも収益が低下しておる。国立劇場が新しい分野を開拓するのならばよいけれども、そうでなければ
○辻武寿君 大学と相談し、大学の意思に沿ってやったのですね。ところがだ。全国の学芸学部長で構成している学芸学部長協議会、この協議会では昨年の六月、いたずらに名称の画一統一に急であってはならぬという要望書を出している。一つは、学芸学部はその成立事情から言って、教員養成を主としながら他学部の一般教養を担当し、さらに文理学部的な使命の一部を果たしてきた。また、学芸学部の整備充実にあたり、地域の事情によって
○辻武寿君 私は、夜分おそくもなっておるので、はしょって簡単に三、四お聞きします。 学芸大学を教育大学に、学芸学部を教育学部に名称変更するということは、各大学の自発的な意思に基づいて行なわれたのか、それとも文部省の方針でこういうことが法案に載ってきたのか、その点をまず最初に確認しておきたいと思います。
○辻武寿君 中央教育審議会というのは、私は非常に権威のあるものと思っていたんですが、今度は速記録ぐらいとってあると思ったんですが、いま聞くと、公開をたてまえとするので非公開の場合もあるというのと違いますか、公開をたてまえに非公開、非公開をたてまえとするという初めお話を聞いたんですが、そうすると、悪く解釈すれば、みんなの言わないこともみんなの意見であったと、こういうふうにということもあり得る、考えられることもあると
○理事(辻武寿君) 他に質疑の方はありませんか。-なければ、両案に対する質疑は、本日はこの程度にいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十六分散会 ―――――・―――――
○理事(辻武寿君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 委員長が請暇中でありますので、その委託を受けまして私が本日の委員会を主宰さしていただきます。 本日は、裁判所法及び裁判所職員定員法の一部を改正する法律案並びに訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
○辻武寿君 時期等は……。
○辻武寿君 監察局員は、定期的に行く場合と抜き打ち的に行って、この帳簿を持ってこい、あの帳簿を持ってこいというやり方があるけれども、ほんとうの監察のためには、そういったベテランを連れていって、あれを持ってきてくれないかというふうにやらなければ、なかなか見つからないと思うのですよ。そういう点に留意して、いまひとつ効果的にやってもらいたいということが一つと、もう一つは、郵便料金の値上げは、私は中座しておって
○辻武寿君 先ほどの横川委員の質問にも関係があるのですが、大臣にこの際ちょっと……。 郵政関係は非常に使い込みとか横領が多くて、よく新聞だねになるわけですよ。監察のやり方というものは先ほど出ておりましたが、いわゆる監察に行くぞといって、大名監察というのでなくて、ときどきは抜き打ち的にベテランを連れていく、そうして急所だけぽんぽんとやっていくという監査のやり方をしていかなければ、なかなか正式に見つからないと
○辻武寿君 私は公明党を代表して、所信表明に対して、総理並びに関係各大臣に若干の質問をいたすものであります。 今日、日本をめぐる内外の諸情勢は、まことにきびしいものがあり、国民大衆は、政治に、経済に、生活に、平和と繁栄を強く求めているのであります。中にも、政治並びに政党のあり方については、国民大衆は、生活を通して、正しい認識と評価をしようとする新しい時代を迎えたと信ずるのであります。この時点に立って
○辻武寿君 警察官は消防員と格差があるように聞きますが、同じ殉職して格差があるのは不合理であると思いますけれども、平等にしたほうがいいんじゃないか。こういう考え方については、どういうふうに考えておられますか。
○辻武寿君 次に清掃事務について、ちょうどこれは汚物処理等で一貫してやっていたのです。終末処理場が未完成であるから、まだ特別区には移管できない、こういうふうに聞いておるが、それに間違いないですか。
○辻武寿君 時間もございませんようですから、私は二、三点にしぼって質問いたしますから、簡単明瞭に御答弁いただきます。 第一は、保健所の件ですが、今度改正案では、施設管理だけが区にまかされて、あとのことは政令できめる。保健所は最初福祉事務所のように、仕事も人間も全部区に移管されるはずだと聞いておった。ところが施設管理だけになった。これは区側の負担が増すだけで、区として迷惑なことじゃないかと思いますが
○辻武寿君 私はたいへんいいことだと思いますが、そういった計画は、これは多摩川だけのものなのかどうなのか。堤防ももっと補強しなければならないような河川も非常に多いと思いますし、またところによっては多摩川のようにもっと利用しなければならないようなところもあると思うんですが、現在のところは多摩川だけですか、ほかにもあるでしょうか。
○辻武寿君 次に河川区域についてお伺いしますが、これは、河川区域は、両岸五十メートルは全部どの川も保全区域というものがあると思うのですが、多摩川のような非常に広いところですね、ああいうところは川の瀬幅というものは非常に狭いわけです。いまゴルフ場等が両岸につくられておりますが、こういう利用というのは当然考えられるわけで、建設省でいま、堤防を中側にずらして——多摩川の場合ですよ——現在の堤防の位置に公営住宅
○辻武寿君 私は、もうだいぶ皆さんがお聞きになりましたので、二、三の点についてお伺いしたいと思いますが、河川管理の九条の二項について、指定区間でありますが、「知事に、政令で定めるところにより、その管理の一部を行なわせる」、この「一部を行なわせる」という「一部」について、どういうところを委任するのであるか、その内容についてお伺いしたいと思うのです。
○辻武寿君 そうしますと、例をあげて、東北六県、七県ですかは、いままでこの連絡をとっていろいろなことを相談をしてやってきているはずですが、新しくここにこういう法案をつくらなければならないという、いままでと違った点はどういうことなんですか。
○辻武寿君 こういうことについて、現在までもいろいろ連絡協議というものは当然持たれてきたと思うのです。東北なら東北で、また共通な問題があるのですから……。そういった連絡協議会というものはどの程度見られているのですか。
○辻武寿君 私は、地方行政連絡会議法案について若干の質問をしたいと思うのですが、まず第一に、提案理由の説明にありますが、「都道府県の区域を越えて広域的に処理すべき問題が次第に増加」してきたのがたくさんあるというその「広域的に処理すべき問題」が、具体的にはどんなことをさしているわけですか。
○辻武寿君 私が聞いたところでは、そういうような話でした。 それから現在までの土地ですね。もし中央干拓地に入植するとすれば、現在の土地や家屋並びに田畑等を売却して本格的に入植することになる、将来の保障等が判然としない今日においては、将来農業経営について踏み切るだけの意思がなかなか出てこない、こういうふうな地元民の声なんですが、そういうことに対しては、これから先どういうふうに政府は考えておられますか
○辻武寿君 中央干拓に入植するとすれば約二百万円程度の資金が必要である。これは政府でもそういうふうに思っているわけですか。
○辻武寿君 八郎潟の干拓に関する入植者は、地元民のほうはほとんど皆無に近い状態である、要望がないということですが、その事情について、どういうわけでそうなのか、政府の見解をお尋ねいたします。
○委員以外の議員(辻武寿君) ただいま議題となりました公職選挙法等の一部を改正する法律案につきましてその提案理由と大要を御説明申し上げます。 申すまでもなく、わが国、民主政治の発展に呼応して今日ほど、参政権の中に占める選挙の比重が重い時代はありません。すなわち、新しい時代と鋭い政治感覚に目ざめた国民大衆の真摯な欲求として選挙制度全般にわたっての再検討が叫ばれているのが現状なのであります。すでに第二次選挙制度審議会
○辻武寿君 それから旧樺太町村の職員期間を通算する地方公務員は何人ぐらいいるか、その金額はどれくらいになりますか、わかりますか。
○辻武寿君 私の聞きたいことは、だいぶ皆さん聞いてくださったのですが、ひとつお聞きしたいことは、共済組合の一万、五千円ベースから二万円ベースに引き上げた際、その増額分については六十歳に達するまでその支給を停止することにしておった。それが恩給制度の改正に準じて停止を解除するものとなるわけですが、それの人数と金額はどれくらいになりましょうか。